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四十肩の様々な質問について…

四十肩は本当に悩ましい症状です。四十肩は肩の痛みだけでも辛いのに、重症になれば肩を動かすことも容易でなくなります。ここでは、そんな悩ましい四十肩への様々な質問に対して、きちんとした情報をお伝えしたいと思います。

よく聞かれる質問として、「男女、どちらが四十肩になりやすいの?」という問いかけがあります。実は、四十肩に男女差は全くありません。また運動を適度にしている・運動らしいことを何もしていないについても、四十肩発症頻度とは全く関係ありません。そして、四十肩が利き腕に発症しやすいということもありません。ただ1つ言えることとして、四十肩は40歳以降の人に発症しやすいという点だけなのです。ただし、過去にスポーツを仕事としてやってきた人(プロ野球等々…)が四十肩を発症した場合、普通の人に比べて治りにくい傾向にあります。

また、次のような質問を問いかける人も…「何を根拠に四十肩だと断定するの?」…
これには、ある程度の基準があります。四十肩になると肩関節の可動域(動かせる範囲)が、かなり狭まります。腕を真上に上げる・腕を真横に開く・腕を後ろに回す等々、様々な腕の動きをチェックすることで、四十肩の判断を行います。もちろん肩を動かす時、痛みを感じる・スムーズに腕の動きが出来ない等々の場合、四十肩が疑われます。

また前述の質問に関係して、「四十肩は放っておいても治るの?」という問い合わせも多数寄せられます。確かに自然治癒力の観点からも、四十肩は放っておいても半年~1年間程度で治ると言われています。しかしその期間、「痛みはどれぐらいで治まるのか?」「本当に1年で治るのか?」といった、精神的不安定を生じてしまう人が多いのではないでしょうか。
そして、次のような質問も寄せられます。「日常生活の中で四十肩を発症する原因は、どのようなことが考えられるの?」…これについては、自分自身の日頃の行動を思い返してみれば、自ずと原因がわかってくるのではないでしょうか。「荷物を持つ時、必ず同じ方の肩に掛ける。」「歩いている時、自然と肩を揺らしている。」「同じ姿勢で長時間業務を行う。」「無意識にどちらかの奥歯を噛みしめている。」等々…こうした日常の癖=肩に負担(疲労と緊張)をかけ続けることで、突然不意に四十肩を発症するわけです。

このように四十肩への様々な質問を通して、四十肩に対する認識をより深めて頂けたらと思います。もちろん、四十肩を発症しないことを願って…